2017年09月

伊豆の国市 T様邸新築住宅③

設計・施工を請け負います「アーキ工房」です。

 

前回に引き続き、T様邸 和風住宅新築工事のご紹介です。

 

今回は、地鎮祭~捨コンクリート工事までを紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

「地鎮祭」

工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式となります。

天候にも恵まれ、青空の下、行いました (^_^)/~

 

 

続いて地業工事となります。今回は、柱状改良工法を用いました。

柱状改良とは
軟弱地盤が2メートル以上8メートル以下の深さの場合に用いられる方法で、
土の中にコンクリートの柱を造ってしまう方法です。

施工状況です。

施工完了です。丸いところは全て柱状改良の部分です。

 

地業工事が終わると、土工事に入ります。

先ずは、「遣り方」と言って建物の位置や高さの目印を出した後、

重機や機械を使って、地面の掘削や砕石の敷き均しと転圧を行います。

転圧完了です。

そして、その上から、地面からの湿気が建物に上がってこないように

 

防湿シートを全面に隙間なくしっかりと敷き込みます。

その後、捨コンクリートの打設となります。

コンクリート打設風景です。

 

綺麗に打設が終わりました。

そもそも、「捨てコンクリート」とは、

 

基礎の底面を平らにし、基礎など構造体の位置を決めるために敷くコンクリートです。

砕石の上では印をつけるのが大変なので、捨コン(捨コンクリート)の上に、

測量機器を用いて、墨出し工事を行うという訳です。

また、こうすることで職人さんの作業のしやすさも、ぐんと上がります。

捨コンは、建物自体の強度に直接関係することはありません。

しかし、こういった見えないところをしっかりする、ということは、

その後の作業のしやすさや、設計どおり正確に建物を建てていく、ということに関して、

とても重要な役割を担っています。

 

 

こうして、この上に、段々と建物が建っていきます。

 

 

次回は、鉄筋工事からのご紹介となります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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