2019年10月

伊豆市 K邸住宅新築工事①

こんにちは!台風が迫っていますね…!
お昼のニュースで、むかし地元に直撃したという狩野川台風のことが取り上げられていました。
61年前…我社の社長は、堤防が決壊し氾濫した川の水から逃げるため抱えられながら屋根の上に避難した、という氾濫時の話を物心つく頃から周囲の大人達から聞かされていたそうで、氾濫当時生まれて10ヶ月前後だったにも関わらず、まるで自分が体験したかのように話ができる、と以前から言っていました。
私もその話は社長から聞かされていましたが、そこから想像するに、とんでもない台風が来そうな予感ですね…。
水が上がってきたらどうしようもできませんが、停電に備えて発電機を引っ張り出そう、と社内で話をしています。

さて、今回は新しい現場をご紹介していきます。
伊豆市のK邸住宅新築工事です。
何を隠そう、私と私の夫、二人の新居を建築中なのでございます😲
木造・平屋(四畳半茶室付)で、同時に車庫も建築中です。
 
以下、写真でざっとご紹介します。
(基礎工事は他の現場とほとんど変わりませんので、今回はご紹介を省きます。)

工事前の敷地の様子です

今日の午前中の現場の様子です

材料加工前の打合せ@3月下旬

材料の加工中@4月

太鼓梁の加工@5月

加工された柱の内の一本@6月

加工が完了した材料たち@7月

上棟式@8月

今回はプレカット(工場での機械加工のこと)を一切使わず、2人の大工さんによる手刻みで全ての材料を準備してもらいました。

プレカット技術が確立されるまでは、この手刻みだけでほとんどの住宅が建築されてきたわけですが、昨今では寺社仏閣などを除き、お施主さんからのご要望が特別なければ基本、プレカットで軸組材料(柱や梁など)は加工されています。
特に工期に限りがある場合は、プレカットの方が断然期間短縮・効率が良いので、プレカットが採用されることがほとんどです。(但し、プレカット技術では加工できないものがある場合、大工さんの手で刻む(加工してもらう)ことになります。細密加工を施したりと加工技術は人の手の方が上なのです)

手刻みでの加工の期間は、建築する住宅の軸組構造によって前後します。
今回は少し手が込んでいた上、同時に車庫の材料も加工してもらいましたので、大分時間がかかってしまいましたが、段々と出来上がってくる過程は、やっぱりわくわくするものです^^

地元天城と丹那の桧を使わせてもらっているので、加工場も加工するたび桧の良い香りが…!
大工さんたちも、香りに癒やされていたそうです♪
桧の香りにはリラックス効果もあるそうですから、お仕事しながらリラックスできるって素晴らしいな!と思ってしまいました(このリラックス効果の感じ方は人それぞれだとは思いますが)

上棟式は、ご近所さんたちや区の方にお声掛けを手伝っていただき、盛大(?)に餅投げも行いました。
いつもは写真係の私ですが、投げ手に回ってましたので、餅投げ中の写真がありません…。
上棟式終了の数日後、知人を介して参加くださった方の、楽しかった、という感想までいただきました^^
上棟式の餅投げ…やって本当に良かったです。
準備はばたばたでしたが、当日は老若男女問わず沢山の方と楽しむことができ、これもご縁だな、と感謝、感謝です。

以上、簡単なご紹介ということで、今後もぼちぼちと更新して参ります。
現場の台風対策もばっちりです…!
(工事中の現場見学をご希望の方は、お手数ですがお問い合わせフォームから一度ご連絡ください。)