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伊豆の国市 T様 蔵風事務所⑩

こんにちは。
石焼き芋がおいしい季節ですね。枯葉を集めて作りたいですが、火事に気を付けないといけませんねshock

今日は「伊豆の国市 T様 蔵風事務所⑩」をお送りします。

 

瓦工事天窓鬼瓦

上3枚と下4枚の写真は屋根・瓦工事、玄関庇工事の様子です。

写真の格子状の横材は”瓦桟(かわらさん、かわらざん)”といって桟瓦を引っ掛けるためのものです。瓦桟の下の縦材は胴縁です。
その下の黒っぽいシートは”ルーフィング(防水シート)”です。

鬼瓦の写真があります。この鬼瓦、棟の端に取り付けられる役瓦(袖瓦など、特殊な部分に葺く瓦のことをこう呼びます。それ以外は、地瓦と呼びます)なのですが、実は鬼の面でなくとも、この部分に葺く瓦は全て、鬼瓦と呼ばれます。

例えば、家紋であったり、花や福神、魚などの生き物の彫刻であっても”鬼瓦”と呼びます。(特に鬼面でない鬼瓦のことを”鬼板”と呼んだりします。)

 

 

瓦工事②庇垂木瓦桟板金工事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続けて、外壁工事の様子を途中までご紹介します。

上棟式が済んだ後からの工程です。
防湿・防水・防風シート→胴縁→合板(壁下地)の順に進んでいきます。

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左の写真は上下で下地の色が違いますが、どちらも合板です。
但し、黒い合板は表面が梨地になっていて特にこの後の工程でモルタルを扱うときに、その喰いつきをよくするため下地として使用します。

今回は、漆喰仕上げにするので、その下地にモルタルを使用します。
謂わば、この合板は”下地の下地”になります。

 

さて、今回はここまで。
次回は、室内の様子を紹介していこうと思いますhappy01